当ホームページをご覧いただきまして有難うございます。
こちらまでお読みいただいていらっしゃるということは
もしかしてあなたも、ごみごみした都会から離れ、自然のあるところで暮らしたい。
と思っていらっしゃいますね。

今まで、ずっと東京で暮らし、東京で働いてきました。 人ごみも、満員電車も、コンクリートジャングルの街も、明るい夜の街も、そして排気ガスの空気も、東京の一部です。
便利なこともあります。数分おきに来る電車やバス。買い物や飲食には不自由しません。
街での暮らしが、普通で、むしろそれが当たり前の日常すぎて何も感じていませんでした。

しかし、ここ数年前から少しづつその心境に変化がでてきました。

地方と都心で
一番違うと感じる所はやはり空気です。
年々増すごとに地方に心は魅了されております。

その町の「におい」。

土のにおい、潮のにおい、草木のにおい、秋には稲穂のにおい。畑に行けばどことなく感じる堆肥のにおい。
うっそうとした湿気を帯びた木々のにおい、山に入ればマイナスイオンを感じます。
自然のにおいと言うのは、そのどれもが癒しに感じ、目一杯に深呼吸をしたくなります。

毎年、新潟にいる親戚のところに田植えと稲刈りには手伝いに行くのですが
都心から車を乗って新潟に着くと、
新潟の田んぼですから、その空気の香りの違いにいつも感動させられます。

稲刈りの時は稲穂の香りがあたり一面に充満しています。田植えの時はカエルの大合唱が聴こえてきます。
広がる田園風景、その奥には山々が見えます。
新潟に住まわれている方にしたら普通の日常かもしれませんが、都心に暮らす私にはどれも味わえない事で、毎年行っていても、行くたびに感動してしまいます。

弊社のショールームが千葉県のいすみ市にあるのですが、夜になると、大きな車の通り以外は懐中電灯か携帯のライトが無いと歩けないくらいに真っ暗になります。

ですが、月がこんなにも明るいものなのかと、夜遅くまでショールームに残った際に初めて知りました。
目線に明るい光が入ってきたなと思い光の方向に目を向けると、
月が海の水面に反射され、あたりを照らしていました。それがまた幻想的で、今まさに、月光浴をしている…と感じるほどでした。
東京では街が明るすぎてなのか、心の余裕が無いからなのか、月の存在にすら気が付かないことが多々あります。

なんてきれいなのだろう。なんて癒されるのだろう。
このようなところで暮らせたらな。純粋にそう感じました。
でも現実はやはりまだまだ、今いるところからはなかなか離れられません。

ですが、理想を言えば、都心で働きながらも、住まいは自然に囲まれた静かなところで暮らしたい。

きっとそのように思っている方も多くいらっしゃるのではないかと思います。

その望みをを叶えるには、通常は、平日を犠牲にし、朝早く出勤。満員電車に揺られ、夜遅く帰宅。そして休日は自宅でゆっくり過ごす。

犠牲の多い生活は心身ともに長くは続きません。
毎日を愉しく、充実した日々を愉しく過ごすことが大切で
それはあらゆる面で反映されパフォーマンスを上げてくれます。

平日を我慢して週末を愉しむではなく、
毎日を愉しみたい。一日一日は大切で、その日を充実した日にしないと、人生の大半を我慢や忍耐で過ごすことになります。人の一生はそう長くはないものです。人生のゴールが分かっていたら、そこから逆算して人生計画を立てる事ができるかもしれませんが、今を生きている私たちは、いつ、この世での人生の幕が下りるかは分からない。だからこそ、一日一日を大切に過ごしていきたいと感じました。

やりたいことをやれるように変えていこう。より強く思いました。

人生の拠点でもある住まい。住みたいところに住む。そしてやりたいことをする。
同じようにすべての職業やすべての事はできませんが、
今は在宅でも仕事が少しづつ可能になってきました。

仕事が終わり
家に帰れば、大きな湯船の温泉に浸かり疲れを癒す。
早朝目を覚ますと
小鳥のさえずり、波の音、川のせせらぎが聞こえる。
早朝のジョキング、その後の朝の一番風呂に入ってから
バルコニーで朝日を眺め、
モーニングコーヒーを愉しみ、仕事をスタートする。

仕事時間は全力で仕事に勤しむ。
必要な時は、満員電車を避けて会社に行く。

そんな生活に憧れます。
同じようにそのような生活をしたいと思っている方は多いはず。

私たちは、建築のプロとして今まで培ってきた経験を生かして
より一層貢献したいと思いました。

住まいに関しては、今まで長くリフォームに携わってきている中で、
数あるご依頼の中でも、中古住宅を購入後に
弊社にリフォームのご依頼を頂くことがあるのですが
この場合は、可能であれば物件探しの段階からご一緒にご相談いただくといいのです。
物件を探している時には弊社のこと知らないケースが多いため知り合えず、
物件を決めた後にご依頼をいただくことがほとんどです。

建物の調査を日常の仕事としておりますので、
リフォーム計画も把握したうえで、その物件に対して的確なアドバイスが出来ます。

通常の不動産屋さんと見る所が違います。
今まで、お客様より購入後の不動産屋さんへの不満をたくさん聞いてきました。
リノベーション後の物件で、お客様から部分リフォームの依頼を受けて現地調査に伺うと
せっかくのリノベーションなのになぜこうしなかったのだろう、と思ってしまう所は多々あります。

第一印象を良くするため、使い勝手よりも見た目のきれいさや工事費を安く抑えることだけを考えた物件。
物件の引き渡し後に、エアコンが壊れていた。排水管が腐食している。床暖房がつかない、といった問題もあります。

また、築年数の古いマンションの部屋をリノベーションしている場合によく見受けられるですが、不便が不便のまま残っているパターンもあります。

例えば、実際あったのが、
1LDKの部屋でリビングダイニングにテレビコンセントがない。
他には、電子レンジを置くであろう場所にコンセントがない。部屋にエアコンがつけられる想定がされていない。
部屋のコンセントの数が少ない。洗濯機置き場を室内に作っていない。
換気扇がフードだけ付けてある。
エアコンがついてない部屋でエアコン用の配管の穴をあけずに、
窓の開口部を利用して配管してあるのですが
その配管のルートがきちんと設計できておらず、いざカーテンを付けようとするとカーテンが閉められない。
等々上げればきりがないほど出てきます。
なんでこうしちゃったかな。と感じることが多々あります。せっかくリノベーションした住まいですが、お客様から依頼を受け、現地調査に行って、部分改修をすることが少なくありません。

住まいのことに携わってないといい住まいは出来ませんし、気づきませんよね。
そしてそのことは購入者さんも販売時はそこまで目がいきません。
以前拝見した部屋でひどかったのが
浴室の天井にある点検口を開けたら、そこに工事で使ったであろう建築廃材がごっそり置いてあった。
このような事実にも相当驚きますが、それを平然と行う業者が造った住まいなのかと思うと心地よく住めません。

建築の分かる不動産屋さんがもっと増えるべきですし、売りたいだけ売りっぱなしの不動産屋さんは無責任すぎます。
売ることだけを考えていいる不動産屋には、暮らしやすさなんて関係ないのでしょうか。
不動産屋のリフォームは見た目だけで実際には不便なところがあるのを実際たくさん見てきました。

今まで感じてきた矛盾に対し
今まで培ってきた住まいづくりの経験を生かして
貢献できるのではないかと思いました。
そして東京を拠点としてきた私たちですから、東京への通勤圏内での移住を中心とした物件の売買をおこない、
その中で、今までの集大成としてむっくの木オリジナルの住まいの販売を行います。

取り扱う物件は
東京郊外および関東、東海、甲信越の7県（千葉県、埼玉県、神奈川県、栃木県、茨城県、群馬県、静岡県）を中心とした移住及び二拠点生活を目的とした住まい探しと、
むっくの木オリジナル設計の住まいの販売、
賃貸管理業、
リゾートマンション、別荘の販売、
を行います。

どんなことでもお気軽に私たちにご相談ください。
理想の暮らしをいたしましょう。